- 説明
- 機能図解
機能
ターニングバーシステム ELTURNER によるウェブガイドは、次のような原則を基本としています: ウェブの縦軸と横軸に対し 45° の角度でバーが組み込まれており、これにウェブが 180° 巻き付きます。これにより、ウェブがまず 90°、方向を変更をするという効果が発生します。ウェブの流れを同時に修正するには、ターニングバーを動作信号に応じて入口レベルに平行に差し込み、流れ出るウェブを横方向に移動します。
用途
ウェブの向きを逆にし、後続のプロセスへ高い精度で供給する必要がある場合には、ターニングバーと組み合わせた旋回フレームシステムが優先的に用いられます。
アプリケーション
ウェブテンション、伸縮モジュールと必要となる補正が大きくなればなるほど、インフィード長さ、アウトフィード長さ、移送長さを長く設計しなければなりません。経験から、これらはウェブの幅の 60%~100% の長さであることがわかっています。センサは位置決めローラーのできるだけすぐ後ろに位置づけることが大切です。
記号説明
A = 入口部分でのでのウェブ張力分布 | B = 出口部分でのでのウェブ張力分布 | K = ウェブガイドの補正 | a = 補正角度最大±5° | σ1 = ウェブ基本張力 | σ2 = 左への位置決め動作時の張力分布 | σ3 = 右への位置決め動作時の旋回運動による張力分布 | 1 = 位置決めフレーム | 2 = インフィードローラー | 3 = ターニングバー | 4 = センサ | 5 = 固定ローラー | 6 = 回転点 | LÜ = 移行長さ | L1 = 入口部分長さ | L2 = 出口部分長さ | AB = 対応幅