- 説明
- 機能図解
機能
ウェブテンション制御に使用されるロードセルは、フランジカバー付きの安定した外輪と精密組立用のセンタリングカラーで構成されています。双方向ストリップ形態の内側リングは、ボールベアリングの中心に取り付けられるようにします。ウェブから半径方向に力が作用すると、測定ブリッジを動かすストレインゲージに不均衡を生み出します。これにより、ウェブテンションに比例したアナログ出力信号が得られます。
用途
フランジロードセルは、ウェブ状の材料の加工・仕上げを行うほぼすべての生産ラインでウェブテンション制御に使用することができます。特にプロセスステーションの前では、基本的に連続したウェブテンションでウェブが搬送されることが重要です。
アプリケーション
90°の角度で測定ローラーが水平・垂直にラッピングし、測定方向が水平の場合に、ウェブテンションの検出が理想的に行われます。テンションセンサにより耐力を両側で検出することで初めて、ウェブの横のそれ、左右非対称なウェブテンション分布によるエラー測定を防ぐことができます。閉ループに組み込まれたロードセルは、できるだけアクチュエータの近くに取り付けてください。
記号説明
F = ウェブテンション (N) | F1 = テンションコンポーネント 1 測定方向 (N) | F2 = テンションコンポーネント 2 測定方向 (N) | FG = 重力 (N) | FR = 測定方向に生じる力 (N) | FR/K = 生じる力/荷重セル (N) | α = 出口ウェブと測定方向間の角度 | β = 入口ウェブと測定方向との間の角度