- 説明
- 機能図解
機能
ターニングバーシステム ELTURNER によるウェブガイドは、次のような原則を基本としています: ウェブの縦軸と横軸に対し 45° の角度でバーが組み込まれており、これにウェブが 180° 巻き付きます。これにより、ウェブがまず 90°、方向を変更をするという効果が発生します。ウェブの流れを同時に修正するには、ターニングバーを動作信号に応じて入口レベルに平行に差し込み、流れ出るウェブを横方向に移動します。
用途
ウェブガイド用のターニングバーコントロールシステムは、場所が狭くてELGUIDERやELROLLERを投入することができない場合など、90°のウェブ接触弧の後でご使用いただけます。
アプリケーション
ウェブガイド用のターニングバーを投入する際には、一定の点でバーとウェブ間に絶えず摩擦力がなければいけません。ウェブの表面を保護するため、ターニングバーとウェブ間にエアクッションを入れ込み、摩擦を減らすことができます。これによりガイド精度は ± 1 mm まで実現可能です。ターニングバーシステム ガイド修正ダイナミクスを改善するには、ターニングバーのほかにガイドローラーをつけてください。ガイドローラーと固定ローラーの距離は、ウェブ幅の半分の長さに相当する長さにしてください。センサは出口ローラーのできるだけすぐ後に取り付けてください。
記号説明
A = 入口部分でのでのウェブ張力分布 | B = 出口部分でのでのウェブ張力分布 | K = ウェブガイドの補正 | a = 補正角度最大±5° | σ1 = ウェブ基本張力 | σ2 = 左への位置決め動作時の張力分布 | σ3 = 右への位置決め動作時の旋回運動による張力分布 | 1 = 位置決めフレーム | 2 = インフィードローラー | 3 = ターニングバー | 4 = センサ | 5 = 固定ローラー | 6 = 回転点 | LÜ = 移行長さ | L1 = 入口部分長さ | L2 = 出口部分長さ | AB = 対応幅